あかしっ子元気・体力アップ推進事業
本市小・中学生の体力・運動能力が全国平均値を下回る傾向が続いていることから、これまで、学校教育の中で計画的・継続的な「体力づくり」に取り組み、健康でたくましい身体の育成を図ってきました。
平成28年度に実施した「体力・運動能力調査」結果によると、男子は「上体起こし」「長座体前屈」、女子は「20mシャトルラン」「上体起こし」「反復横とび」に数値の伸びが見られました。
しかし、現在もなお全国平均値を下回る種目も多く、今後も継続的な取組が必要です。
そこで、本市では、子どもたちの体力・運動能力の向上をめざした取組を「あかしっ子元気・体力アップ推進事業」として進めています。
目的
各学校において体力・運動能力調査等の結果を踏まえ、児童生徒の実態や学校の実績に即した取組を実践・継続することによって、児童生徒の体力向上及び健康の保持増進を図ります。
平成29年度の取組
新体力テストの数値的向上を目指した取組(小・中学校)
明石市の児童生徒の体力の実態を見ると、握力、柔軟性(長座体前屈)以外は全国平均を下回っている状態が続いており、特に、体力・運動能力の基本である「走・跳・投」の底上げが重要な課題です。
また、中学校では新体力テストの全項目を実施しているのに対し、小学校では全項目実施している学校は少ないといった現状があります。
これらを踏まえ、市内全体で強化項目を設定し、全校でその項目に取り組むことによって、体力・運動能力の向上を図ります。
(強化項目):「走・跳・投」の基本項目 |
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「にこにこスポーツチャレンジ」への支援(小学校)
小学校体育連盟が中心となって夏休み前半に行っている「にこにこスポーツチャレンジ」を共同開催する形で、運動好きな子どもを育てます。
平成29年度は、4会場で実施します。
指導者は、体育担当教師だけでなく、若手教師等にも協力いただき、指導体制を整えます。
「あかしっ子体力向上事業」一校一実践の実施(小・中学校)
兵庫県が推奨している「ひょうごキッズ元気アップ運動プログラム」や「独自の準備運動」等を活用した体力づくりに取り組み、計画的・継続的な実践活動を通じて、市内すべての小・中学校において「走・跳・投」の基本項目の底上げを図る、一校一実践に取り組みます。
また、その成果を市内の小・中学校に発信することにより、小・中学校全体の体力・運動能力の向上を図ります。
上記に関するお問い合わせ
明石市教育委員会事務局 学校教育課
〒673-8686 明石市中崎1丁目5番1号(明石市役所分庁舎4階)
TEL:078-918-5055 FAX:078-918-5111
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