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教育委員会紹介


教育長からのメッセージ

明石市教育長  福本 悟     

 市民の皆さま、そして教育に関わる全ての皆さま、いつも明石市の教育にご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。

 明石市は美しい海に代表される豊かな自然環境、源氏物語の舞台、築城400年超の明石城、日本標準時子午線など、歴史や文化が息づく素晴らしい街です。近年では「子育てに優しい街」としても知られるようになりました。このような環境の中で子どもたちは、日々、心身ともに健やかに成長していることと思います。
 明石市は、「誰一人取り残さない、やさしいまちづくり」に先進的に取り組み、その取組が評価され、県内初の「SDGs未来都市」に選定されています。
 教育委員会でも「誰一人取り残さない、やさしいまちづくり」の趣旨を踏まえ全ての児童生徒が、それぞれの可能性を最大限に発揮できるよう、様々な取組を進めてきています。小中一貫教育やコミュニティ・スクールの推進、多様な居場所の確保、フリースクール等利用助成、子どもの読書活動推進などはその一例です。

 デジタル化が急速に進む社会において、子どもたちも容易に大量の情報に接することができるようになりました。併せて、国際化や個別化も進み、子どもたちの生活や学びのあり方が急速に変化してきています。
 学校には、こうした社会生活の変化、価値観の多様化や個別化も進む子どもたちの状況に合わせる「個別最適化」の教育が求められるようになりました。しかし、元来学校は多くの子どもたちや教職員が一堂に会して生活をする「社会」としての側面を持っており、集団生活を基準に発達してきた経緯があります。このような中、学校では「個別最適化」に対応しようと懸命に工夫し、努力を重ねているところです。しかし、従前の「教育観」「学校観」の枠組みであった集団指導から、個別化への迅速な対応は、一朝一夕には進まず、期待に応えきれていないケースも出てきました。「個別化」への対応は必須となっていますが、「個別化」一辺倒ではなく、学校ならではの集団活動の良さとをバランスよく組み合わせるなどして、子どもにとって「最適化」された教育が実践されるよう、支援を続けてまいります。

 子どもたちが生きるこれからの世界は、これまで誰も経験しなかったことや必ずしも正解が一つではなかったり、そもそも正解がないことに出合うことになるでしょう。そんな中にあっても、子どもたちが夢を持ち、自ら考え、行動できる人へと成長するためには、不安に耐え、自ら課題を見出し、主体的に考え、異なる価値観を持つ他者と協議し、新たな解決策を導き出す力が求められます。

 こうした力を身につけるために、学校はこれまでの学校観や授業観に固執することなく、目の前の子どもたちの現実をしっかりと見つめ、柔軟に教育を行える新しい学校へと変革しなくてはなりません。時には学校という枠を超えて、様々な人々と出会い、学び、体験し、成長できる機会や環境を提供することも必要になります。
 子どもたちの学びは学校で完結するのではなく、また学校の中だけで行われるものでもありません。学びは、社会に開かれ、次々につながりを作っていく楽しいものであり、生涯に渡り社会全体を舞台として、学び続けていくものだと考えます。

 そんな新しい時代の教育を担う教職員には、多様化する子どもたちに寄り添い、子どもと共に学ぶ「伴走者」としての姿が求められます。すでに教職員は課題意識を持って研修に取り組みはじめています。新しい教育観に対応する研修や教職員が自主的に行う研修や授業改善の支援など、研修機会の充実を図ると共に、教職員がゆとりを持って子どもたちに向き合える環境づくりも併せて進めて参ります。
 子どもたちには、学んだ実感があり、豊かな体験、深い学びができること、教職員にはやりがいを持って教育活動に取り組み、子どもに寄り添い、共に成長する喜びを感じることができる学校、つまり、子どもたちにも教職員にも楽しい場所となる、そんな明石の学校づくりを目指します。
  
 明石市教育委員会は、市民の皆さま、教育に関わる全ての方々と共に、子どもたちの幸せな未来を創っていきたいと考えています。
 今後とも、皆さまからの温かいご支援、ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


教育委員会とは

教育委員会は、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の定めにより、教育に関する事務を処理するため、市町村等に設置される合議制の執行機関です。 市長が議会の同意を得て任命した教育長と委員4人で構成されており、学校教育、社会教育、青少年育成や文化財に関する教育行政の基本方針や計画を審議・決定しています。

教育長

教育長は、市長の被選挙権を有し、人格が高潔で、教育行政に関して識見を有する方のうちから、市議会の同意を得て市長により任命されます。任期は3年です。(再任されることがあります。)
教育委員会の会議を主宰するとともに、事務処理上の責任者として教育委員会の権限に属するすべての事務を行います。

委員

委員は、市長の被選挙権を有し、人格が高潔で、教育、学術及び文化に関して識見を有する方のうちから、市議会の同意を得て市長により任命されます。任期は4年です。(再任されることがあります。)
委員のうちには、保護者(親権を行う者及び未成年後見人)が含まれなければなりません。


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教育委員紹介

役職名 教育長
名前
(ふりがな)
福本 悟
(ふくもと さとる)
任期 2024年10月14日
2027年10月13日
役職名 教育長職務代理者
名前
(ふりがな)
川本 まり子
(かわもと まりこ)
任期 2010年10月17日
2026年10月16日
役職名 委員
名前
(ふりがな)
橋本 彰則
(はしもと あきのり)
任期 2021年10月11日
2025年10月10日
役職名 委員
名前
(ふりがな)
荒川 眞規
(あらかわ まき)
任期 2023年10月28日
2027年10月27日
役職名 委員
名前
(ふりがな)
村松 好子
(むらまつ よしこ)
任期 2024年10月9日
2028年10月8日

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活動記録

交際費について

会議

教育委員会は、教育行政の基本方針や、重要施策などについて審議しています。定例会は原則として毎月2回、臨時会は必要に応じて開催されます。

教育委員会の会議は傍聴できます。傍聴を希望される方は、事前に教育委員会事務局教育企画室総務担当までお問い合わせください。
なお、会議は公開を原則としていますが、案件によっては非公開となる場合があります。


会議の開催結果

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上記に関するお問い合わせ先

明石市教育委員会事務局 教育企画室 総務担当

〒673-8686 明石市中崎1丁目5番1号(明石市役所分庁舎4階)
TEL:078-918-5054 FAX:078-918-5111
E-mail:ed-somu@city.akashi.lg.jp


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