「平成29年度 あかし青少年非行防止研修会」を開催しました
7月8日（土）明石市立勤労福祉会館多目的ホールにて、明石市青少年補導委員約60名の参加をもって、「平成29年度あかし青少年非行防止研修会（明石市青少年補導委員研修会）」を開催しました。
昨今、県下の青少年による刑法犯認知件数は、年々減少傾向にあり、市内において
も中学生の問題行動は減少しています。しかし、各校区においては、街中で子どもたちの姿をあまり見かけなくなっており、子どもたちの非行が見えにくくなってきているという現状もあります。
そのような状況の中、各地域での青少年への声かけや、見守り活動などを通じて、青少年の健全育成と非行防止に永年ご尽力してこられた方々（勤続20年は2名 勤続10年は7名、勤続5年は23名）へ感謝の意を表し、感謝状と記念品の贈呈を行いました。
また、非行の低年齢化や、ＳＮＳの普及に伴った行動範囲の拡大や交友関係の広域化、児童虐待の増加等、青少年の健全な育成を阻害している深刻な状況がある中、子どもの健やかな育ちには、地域の大人の温かい関わりがより一層求められているところです。そこで会の後半には、「力を合わせて青少年の健全育成に取り組む−これでOK 子どもの見方・かかわり方−」をテーマに、元三木市立学校園長の春川政信先生にご講演いただきました。
春川先生の教育現場でのご経験や地域での見守り活動のご実践に基づいたお話から、「まずは親が社会のルールをきちんと実行すること」「親も 子どもと一緒に努力すること」「地域・学校と親が力を合わせてこそ子どもは育つ」等、参加者は、これからの補導委員としての活動における子どもへの関わり方や、地域の一人の大人としての心構えなどを学ばせていただくことができました。
子どもたちの健全育成を願う明石市青少年補導委員の諸活動が、ますます充実したものになることを期待し、本会を終えました。
【教育委員会事務局 児童生徒支援課】
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