第4回3年次研修を実施しました
1月27日(木)、標記の研修会について、「学校でのメンタリングについて理解を深め、今後のキャリアデザインへの見通しを持つ」、「学校の諸課題に協働して取り組むための同僚性を高める」の二つの趣旨のもと、リモートで開催しました。受講対象者は、採用3年目の本市小・中学校教員36名です。今回の研修をもって、初任時から3年間の年次研修がひと区切りとなります。
メンタリングについては、兵庫教育大学大学院 宮田佳緒里 准教授にご講義をいただきました。メンタリングとは、経験を積んだ専門家である先輩や上司(メンター:mentor)が、経験の浅い専門家(メンティ:mentee)の自立を見守り援助する関係性を言います。講師からは、「メンティとして3年間で得たものを、今後は後進への助言・援助にも生かして、メンターとしても活躍してほしい」との励ましをいただきました。
続いて、「これまでの研修を振り返って」というテーマで、各自が採用からの3年間を振り返りました。新規採用時から3年間苦楽を共にしてきた同期の仲間への感謝、自分の成長の手応え、今後の教職生活へ向けての決意等、個々の思いが熱く溢れる時間となりました。センター職員からも、3年間のねぎらいと学び続けることの大切さ、そして、4年目以降への期待を伝えました。
受講者には、3年間の研修と仲間を礎に、明石の教育を支える人材として、大きく飛躍してほしいと願っています。
【あかし教育研修センター】